これから物件を購入する人必見!共用部の空室対策ポイントとは?

2016/05/03

今回はワンルームマンションにおける共用部の空室対策のお話です。

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一見すると、共用部の空室対策は、区分所有でワンルームを購入する方にとって、あまり関係のないとも思われる話ですが、それでも中古物件を選ぶ際の参考になりますので、共用部の空室対策についてご紹介したいと思います。

共用部の空室対策で、まず手をつけるべきは、エントランスです。そもそもエントランスもないシャビーな物件もありますが、それでも門扉など、物件の顔となる部分はあると思います。このエントランスや門扉は、物件の印象を左右します。空室に入居者を案内する際、エントランスや門扉などの入口回りがゴージャスに仕上がっていると、物件の品格が上がります。

エントランスや外構といった建物の足元は、人の目線が良く届きます。建物の設計でも足元を綺麗に見せることで、建物の七難を隠すとまで言われています。逆に、人間は首を上げて建物の上の方までは見ないとも言えるのです。そのため、エントランスの床や壁の仕上げ材をグレードアップするだけでも、随分と建物の雰囲気が変わり、印象の良い物件になるのです。

またワンルームで未だに根強い要望があるのが、宅配ボックスです。宅配ボックスが無い物件で入居者アンケートを取ると、宅配ボックスの要望が上位に入ってきます。空間的に設置が可能であれば、是非、宅配ボックスの設置を検討しても良いでしょう。最近では、おしゃれな「見せる宅配ボックス」もあります。このような宅配ボックスは隠すように配置しなくても良いため、後から宅配ボックスを追加する際も効果的です。

さらに、空室対策効果もあり、収入アップも期待できるのがバイク置場です。都内の物件でも条例で駐輪場は設置義務がありますが、バイク置場の設置義務はありません。そのため、狭い敷地に詰め込んで作ってあるワンルームマンションにはバイク置場の無い物件が多いです。2台程度でも良いので、バイク置場を作るだけでも他物件との差別化が図れます。

これから物件を購入するのであれば、エントランスが良く、宅配ボックスやバイク置場がある物件もポイントと言えるでしょう。