これなら儲かる、ファミリータイプの収益物件を使った投資方法!

2016/04/26

以前、不動産のアービトラージについてお話ししました。理論的な価格差を用いて、不動産投資をするという方法です。今回は個人投資家でもできる不動産のアービトラージについてご紹介いたします。

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アービトラージを使った不動産投資では、ファミリータイプの収益物件を購入がお勧めです。元々が分譲マンションで賃貸に貸し出されている収益物件がお勧めです。その後、入居者が退去した時点で、中古分譲マンションとして自分で住む人向けに売るのです。

分譲マンションの収益物件は、比較的、安く購入できます。ファミリータイプの収益性は低く、投資物件としては人気がありません。一方で、自分で住む人たちに高く売ることが可能です。不動産はエンドと言われる最終消費者が一番高く購入するという性質を持っています。そのため収益物件として安く購入した分譲マンションを、入居者が退去した後にエンドに高く売って利益を得るのです。

ファミリータイプの入居者は、何年も住むケースは少ないため、その内、自然と退去します。その退去した時点が狙い目です。多少、リフォームする必要はありますが、リフォーム費用は、収益物件時代の賃料収入からストックしておきます。入居者が退去した後は、リフォームを行い、通常の中古マンションとして自分で住む人向けに売却するのです。

これは収益物件とエンドが購入する物件との価格差を利用したアービトラージによる投資方法です。元本回収も早いため、リスクは低いです。利益が出たら、また次のファミリータイプの物件に投資を繰り返します。

ワンルームマンションではエンドが中古物件として購入するケースが少ないため、この投資方法はなかなか成立しません。ファミリータイプの収益物件ならではの投資方法です。不動産投資はリスクが高いため、このようなアービトラージによるリスクを最小限に抑えた投資は、今後流行る可能性はあるでしょう。