テナントリテンションにもなる自主管理で収益性をアップさせよう!

2016/05/01

不動産投資で収益を上げる一つの方法として、自主管理にするという方法があります。管理料は毎月、賃料の3~5%程度支払いますので、これを省くだけでも収益を自動的に上げることができます。

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自主管理を行う前提として、①物件が近くにあること、②戸数が少ないことの2つの要件が必要となります。元々、昔ながらの大家さんというのは、そもそも自主管理が前提でした。不動産会社による物件管理サービスというのは、後から登場してきたものであるため、自主管理もやろうと思えば素人でも可能です。

管理の主な業務は、家賃の入出金管理です。今でも大家さんの所に家賃を持参するという物件は存在します。これが今はほとんどの物件が振込になっていますので、毎月、口座に家賃が振り込まれているかを確認することが主な仕事です。

入居者が真面目な人たちであれば、物件管理はほとんど手間が発生しません。たまに「お湯が出ない」、「鍵が壊れた」などのクレームが発生した時は、その対応をします。これらの物件トラブルはゼロにすることはできません。そのため、何かあった時に、すぐ駆けつけることができるよう、自主管理をする場合は、物件が近くにあることが重要なのです。

また戸数が多いと、トラブルや迷惑な入居者が発生する確率が高まります。そのため、個人で自主管理を行う場合、あまり戸数が多いと手間がかかってしまいます。10戸くらいの賃貸住宅であれば、自主管理をしている人たちはたくさん居ます。家の近くの10戸程度の物件であれば、自主管理でも十分対応できると言えるでしょう。

最近、入居者維持活動と言われるテナントリテンションが重要になってきました。オーナーが入居者と顔見知りになることで、入居者との信頼関係が生まれ、それが一番のテナントリテンションにもなります。

空室も防ぐテナントリテンションにもなり、収益性を上げるのが自主管理なのです。