ワンルームマンションを選ぶ際、人気が持続的に続く価値あるワンルームを選ぶことが重要です。ワンルームマンションは図面を見慣れると、貸しやすくて良い部屋かどうかが分かってくるようになります。しかし、その域まで到達するには時間がかかり過ぎるため、一か所だけパッと見て部屋の良し悪しを判断する方法をご紹介します。
価値あるワンルームを一発でどうやって見抜くか、その答えの一つは「収納」です。ワンルームマンションは収納が狭いことが常識ですが、入居者を内覧させると、決まって関心を持たれることが収納です。
キッチンやバスなどに多少の難があったとしても、収納が広いと評価がガラッと変わります。収納は建物の七難を隠すと言っても過言ではないでしょう。
実際、狭い敷地にワンルームマンションの設計を行うと、収納までゆったり取れるようなマンション設計を行うことは至難の業です。しかしながら、投資用ワンルームマンションの入居者は社会人が多く、学生と比べると洋服の量も違い、荷物をたくさん持っている人たちが多いです。そのためニーズは高いにも関わらず、設計の都合上で収納を狭くせざるを得ないワンルームが非常に多いのです。
中でも、特にウォークインクローゼットを有しているワンルームは評価が高くなります。ウォークインクローゼット図面の表示上は「WIC」と表示されています。WICと表示されていても、実際には中をウォークインできない「なんちゃってWIC」もありますので、少し注意は必要です。
しかしながら、希に本当に歩けるWICがある物件も存在します。このような物件は、入居者を内覧させる時に、感動まで引き起こします。WICを気に入って入居の決め手となるケースは非常に多いのです。
同じマンションであっても、部屋のタイプによって収納の広さが異なります。収納も広く貸しやすい部屋というのが必ずあるので、諦めずに収納の広い良い部屋を探すように心がけましょう。
