創業者のようにゼロから始める企業にもCRE戦略はあります!!

2016/07/05

こんにちは、㈱グロープロフィット代表取締役の竹内です。

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今回は中小企業の中でも最小単位である創業者のCRE戦略についてお話しします。

創業者の企業不動産について、最も重要なCRE戦略は、「立地戦略」です。特に、物販、飲食店、美容院など、一般消費者を相手にする店舗を構えるについては、どこに出店するかがその後の事業の成功を左右する大きなポイントになります。

残念ながら、世の中にある多くの「創業セミナー」では、この立地戦略をどう考えるかについて、あまり教えてくれません。一般的な創業セミナーの内容は、「事業計画を立てましょう」とか「差別化戦略を考えましょう」といったものばかりで、「どういうところに出店しましょう」という話は教えてくれません。

立地は商売の基本です。実は「立地による売上」と「商品力・営業力による売上」というのは7:3の割合と言われています。どんなに商品力が優れていたとしても立地の良さにはかないません。逆に言うと、商品力が優れていれば、良い立地に出店できればもっと高い売上を達成することが可能となるのです。

また選ぶべき立地は業種業態によっても異なります。住宅地のど真ん中に出店しても儲かる商売もあります。1階ではなく、2階や地下1階に出店しても成り立つ商売もあります。

さらに言えば、「賃料が高いから良い立地である」とは限りません。典型的な例が駅前商店街です。駅前商店街というのは立地が良さそうですが、実はほとんどの駅前商店街は商売に不向きです。生き残っている元気な商店街であれば別ですが、駅に近いからと言って良い立地とは限りません。全国の駅前商店街が瀕死の状態になっていることを見れば、お分かりいただけると思います。駅に近い物件は商売に不向きでも賃料は高いため注意が必要です。

中小企業の最もプリミティブな単位である創業者にもCRE戦略はあります。それはほぼ立地戦略であると言い換えることが出来ます。店舗だけでなく、税理士や弁護士などの士業の方もどこに事務所を構えるかは戦略上、とても重要と言えます。

創業者を支援したいのであれば、立地戦略を一緒に考えてあげることが良いでしょう。