本日は3点ユニットバスもしくは2点ユニットバスの空室対策についてご紹介します。
賃貸マンションの中でも、致命的なスペックがお風呂や洗面所、トイレが一緒になったユニットタイプのマンションです。20年以上前はこのようなスペックでも特に問題はありませんでしたが、今ではユニットタイプのマンションは真っ先に嫌われてしまいます。
そこで今回はお金をかけずに、このユニットバスのスペックを少しでも和らげるリフォーム方法をご紹介します。写真は同じ2点ユニットバスのビフォーアフターです。
Before |
After |
ユニットバスをセパレートタイプに変更するには非常にお金がかかります。そのため、丸ごと変えるのではなく、ポイントを絞って手を加えることで、随分とまともになります。
写真は2点ユニットを変更したものですが、3点ユニットでも考え方は一緒です。まず壁を1面選び、木目調のダイノックシートを貼ります。木目は濃い色目の横木目の方が、高級感が出ます。次にワイドミラーを壁の幅に揃えて貼ります。照明もカバーだけ少しオシャレなものに変えましょう。
次に蛇口です。蛇口はステンレス製のシングルレバー混合水詮タイプのモノに変更します。シャワーヘッドも大きめのものにします。最近は、シャワーヘッドが大きい方が、女性が髪を洗うのが便利ということで、大きめのシャワーヘッドが流行です。そのため、シャワーヘッドを大きくするだけでも、新しい雰囲気を出すことが出来ます。
ホースもステンレス調のゴムホースがありますので、それを利用するとかなりカッコ良く仕上がります。写真の例は残念ながら規格でステンレス調のホースが使えなかったため使用はしていません。あとは、洗面ボールを塗装仕上げとします。
いかがでしょうか?これだけで、かなりホテルライクに仕上がります。業者に頼むと3.5~4万円程度でやってくれます。水回りのダイノックシート貼は素人では難しいので、業者に頼んだ方が無難です。
第一印象がかなり変わりますね。