知って得する、空室も少なく賃料単価の高い部屋ってどんな部屋!?

2016/05/07

ワンルーム投資では、良い立地の物件が選ぶことができたとしても、選んだ部屋によって結果が大きく異なることが良くあります。そこで今回はワンルームの部屋の賃料がどのように決まっているかについてお話いたします。

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ワンルームマンションの賃料は、同じ建物の中でも階数が高ければ高いほど、賃料単価が上がります。階数が低ければ、日照や景観が劣り、低層階ほど室内の湿気も多くなります。1~2階などは泥棒に入られる危険性も高く、セキュリティー面からも劣ります。そのため賃料については1階が一番低いです。例外的に1階に専用庭がある物件では、2階よりも1階の方が、賃料が高い物件もあります。

同じ階数の部屋でも位置によっても賃料単価が異なります。バルコニーの向きについては、南側が一番高く、次に東側、西側、北側の順で価値が下がってきます。また中間に位置する住戸よりも角部屋の方が賃料は高いです。角部屋は窓を開けることで風通しを良くできますので、空調費用も節約でき、人気があります。

同じく中間に位置する部屋でもエレベーターの目の前に位置する住戸は賃料が若干安いです。エレベーターの目の前の住戸は、人通りが多く、扉の開け閉め時に住人と見合いになる可能性が高いため敬遠されがちです。

またワンルームマンションは建築コストを抑えるために、柱と柱の間が狭いです。そのため部屋の中に大きく柱が張り出します。このような構造だと、柱が4つ角にある部屋同士の間の部屋に、柱が全く出て来ない部屋が生じます。このような部屋は人気が高く、賃料単価も高いです。

賃料単価が高い部屋というのは、裏を返すと入居が決まりやすい部屋とも言えます。すぐに決まるから、強気で賃料単価を高く設定できるのです。物件選びをする際に、同じマンションでも賃料単価の高い部屋を選んでおくと、空室も発生しにくいと言えます。

部屋の場所も注意して物件を選びましょう。